神澤和敬(かみざわ かずたか)
1981年(昭和56年)9月14日生(41歳)

3兄弟の長男。早稲田実業学校商業科、早稲田大学社会科学部卒業、早大院公共経営研究科修了。2007年から朝日新聞記者(佐賀→宮崎→大阪経済部→広島→東京経済部→政治部)。

家族妻、長女、次女
趣味釣り、マラソン、料理、車・バイクの運転
血液型・干支・星座A型、酉年、乙女座
座右の銘百里を行く者は九十を半ばとす
尊敬する人物筑紫哲也、北川正恭
資格教員免許(商業)、全経簿記1級、普通自動車一種、大型自動二輪
1981年

9月14日(月曜日) 築地生まれ

3兄弟の長男。母方の菩提寺が巣鴨にあり、同居していた祖母が毎月のように墓参り後に買ってくる巣鴨の大福や和菓子を食べて育つ。

1988年

千代田区立お茶の水小学校、同区立一橋中学校

小学校時代から電車通学。満員電車の中で読書週間を身につけました。中学時代は剣道部。毎朝、皇居周辺を走ってから授業を受ける。長距離走は得意です。

1997年4月

早稲田実業学校商業科入学

入学前にテレビで見たラグビー早明戦に感動し、ラグビー部へ。練習が無い毎週月曜日、初のアルバイトを熱帯魚店で始める。

2000年4月

早稲田大学社会科学部

日本を自分の目で見て回ろうとヒッチハイクで全国を巡り、45都道府県を踏破。大学1年の夏休みに、有珠山噴火の被災地ボランティアを経験。両親の離婚もあり、学費を稼ぐために1年間休学し、がむしゃらに働く。復学後は、NPO団体での介護経験や学習塾の開催、国会議員の学生秘書などに取り組む。

2005年4月

早稲田大学大学院 公共経営研究科

国会事務所での出会いをきっかけに、選挙制度の勉強をしようと大学院へ進学。講師で元鎌倉市長の竹内謙氏に誘われ、より実践に近い場での研究を目指して、竹内氏が社長を務める市民メディア日本インターネット新聞社(JANJAN)で選挙データベースサイト「ザ・選挙」を立ち上げる。(選挙ドットコムの前身

2007年4月

記者生活スタート(佐賀時代)

朝日新聞に入社し、佐賀総局で記者生活をスタート。主に警察や裁判を担当。事件が多く、毎朝6時に起きて夜1時、2時まで働く生活。最大の思い出は、佐賀北高校の甲子園優勝。佐賀代表はそれまで初戦敗退でしたが、あれよあれよと勝ち進み、決勝では逆転満塁ホームランも飛び出して優勝。がばい旋風を目の当たりにしました。

2009年7月

口蹄疫の流行(宮崎時代)

宮崎市政、警察や裁判を担当。市政担当時には議員の政務調査費の不正利用問題を追及。口蹄疫や鳥インフルエンザの流行、新燃岳噴火など現場の記者総動員で取材にあたらなければならない問題が数多く発生。なかでも大きかったのは東日本大震災です。原発事故のあった福島に数カ月派遣され、放射能汚染に苦しんでいた飯館村が、村役場を移転するまでの2カ月を取材しました。

2012年4月

ベンチャー企業育成にも(大阪時代)

1年間は編集センターへ。記事を書く立場から、その記事を紙面にレイアウトし、見出しをつける立場に。 その後、経済部で経済記者としての活動をスタートさせました。任天堂や、パナソニック、シャープなどを取材するかたわら、自分たちの技術や商品で世界を変えようと取り組むベンチャー企業に注目。取材を続けた一方、大阪のベンチャー企業の育成プログラムでメディアメンターを務めました。記者を続ける一方で、労働組合の大阪支部の賃金対策部長に就任し、経営陣と期末手当や賃金を巡って交渉を続けました。

2016年5月

オバマ大統領来日(広島時代)

自動車メーカーのマツダを中心に、中国地方の経済界を取材。世界を驚かせたマツダのロータリーエンジン50周年を前に、当時、開発に関わった技術者を取材。技術開発のロマンや、情熱を追体験するような貴重な経験でした。私の自動車取材の原点でもあり、1つの企画に最も時間を割いて取り組んだ取材になりました。オバマ大統領来日に際しては、涙を流す被爆者をオバマ大統領が抱きしめる歴史的な瞬間を取材しました。

2017年9月

紙からデジタル(東京)

東京本社のデジタル編集センターへ。広島での自動車取材の経験もいかして、紙面にはのらないような、車好き向けの話題を、取材、執筆。動画撮影や編集もこの時代に学びました。

2019年4月

自動車業界の取材に没頭(経済部)

東京経済部では、日本社会になくてはならない存在となったコンビニ業界を1年間担当。厳しい競争のなかで表面化した、コンビニ各社と店舗経営者との確執を取材。その後、自動車キャップ(現場責任者)として、電気自動車へのシフトを巡る国際間の各メーカーの思惑や開発競争、コロナ禍で混乱する経営、自動運転を巡る各社の競争、などを取材。

2021年9月

岸田首相誕生に立ち会う(政治部)

岸田文雄総裁が誕生する総裁選、衆院選、枝野幸男氏の後任を決める立憲民主党の代表選、と、怒濤の選挙取材を3カ月。その後、立憲民主党の泉健太代表の担当記者として立憲や野党をまとめ、政権交代可能な状況を作ろうと取り組む様子を取材。その後は長妻昭政務調査会長や共産党、国民民主党を担当し永田町で取材する。

2023年2月

退職

16年間の記者生活に区切りをつけ、新しい道へと踏み出す。