元新聞記者の神沢和敬氏が出馬へ 東京・豊島区長選

4月の統一地方選で行わる東京都豊島区長選(4月16日告示、23日投開票)に、元新聞記者の神沢和敬(かみざわかずたか)氏(41)が22日、無所属で立候補する意向を明らかにした。

都庁で記者会見した神沢氏は「低い出生率など、区は多くの課題を抱え、行政サービスの低下も指摘されている。区長になって豊かさが実感できる区にしていきたい」と意気込んだ。

神沢氏は今月中旬までの約16年間、朝日新聞社に勤務し、経済部や政治部などで記者を務めてきた。選挙戦では、高齢者や子育て世帯への支援、防犯対策の強化など6項目を政策の柱に掲げて挑むとしている。

同区では区長を6期務めた高野之夫氏が今月9日、在職中に病気で死去した。

会員限定記事会員サービス詳細